囲碁の小学生日本一を決める第３回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦が倉敷市真備町で始まりました。
この大会は、囲碁文化の振興を目的に中国から日本へ囲碁をもたらしたとされる奈良時代の偉人吉備真備公ゆかりの地倉敷市真備町で、２０１１年から開催されているものです。第３回大会には、全国各都道府県の代表として低学年の部に４４人高学年の部に４６人合わせて９０人の小学生が参加しました。競技は、２日間に渡って予選リーグと決勝トーナメントが行われます。予選リーグでは低学年、高学年ともに、４人から６人の８つのグループで分かれて行われました。また、審判長には、史上初の六冠に輝く井山裕太棋聖を迎え、小学生棋士たちは、優勝めざして白熱した対局を繰り広げていました。なお、優勝者には、囲碁界の３大タイトルの一つ「棋聖」のジュニア版として「こども棋聖」の称号が与えられます。
