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第15回倉敷新鋭作家選抜美術展

倉敷にゆかりがあり、将来の活躍が期待される新進芸術家の展覧会「倉敷新鋭作家選抜美術展」が、10日に開幕しました。

会場の倉敷市立美術館では、オープニングセレモニーが行われました。主催者の倉敷市文化連盟室山貴義会長が「新進作家の登竜門として平成11年から始まったこの美術展も15回目を迎えました。今年は、二人の女性洋画家による興味深い展覧会になりました」と挨拶しました。今回の選抜作家は、倉敷市真備町の吉岡真紀子さん(43)と倉敷市田ノ上の佐藤朋子さん(39)の二人でテープカットで開幕を祝いました。吉岡さんも、佐藤さんも共に総社南高校の出身で大学卒業後に本格的に作家活動を続けているところは、似ていますが、作風は全く異なっています。1993年の県展初入選以来、創作に励む吉岡真紀子さんは、女性モデルの表情やしぐさ、雰囲気を描きながら心情を表現する作品を手がけています。現在は、東光会から白日会会友となり県展委嘱、岡山日展会員として活躍しています。一方、高橋秀・藤田桜主宰の「秀桜基金留学賞」を受賞しドイツ留学の経験を持つ佐藤朋子さんは、平面の中に奥行を表現した作品を描き続けています。縦45センチ・横150センチ・高さ6センチのパネル12枚を使い、赤いカーテンの襞を描いた作品は、赤いラインが連続するイメージで平面から生れる不思議な空間を醸し出しています。二人の女性洋画家の作品27点を紹介する第15回倉敷新鋭作家選抜美術展は15日(日)まで倉敷市立美術館で開催されます。

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  • 放送日:2013/12/10(火)
  • 担当者:
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