今年度の三木記念賞を受賞した山陽技術振興会会長の安井昭夫(てるお)さんを祝う会が、倉敷市内のホテルで盛大に開かれました。
安井昭夫さんは84歳。クラレ中央研究所で所長を務めた後、山陽技術振興会会長に就任し、県内産業の振興や人材育成に寄与してきました。倉敷民芸館の理事長も務め、文化振興の面でも貢献してきたことが評価され、三木記念賞を受賞しました。祝う会は、大原美術館の大原謙一郎理事長や伊東香織倉敷市長、クラレの和久井康明相談役など7人が発起人となって開催され、地元政財界からおよそ160人が詰めかけ、受賞を祝福しました。三木記念賞は、地域社会の発展に貢献した個人を顕彰するもので、今年度は岡山大名誉教授の石津日出雄さん、詩人で県文化連盟幹事の難波道子さんも受賞しています。




