障がい者の就労支援について考える、「玉野福祉チャレンジフォーラム」が玉野ショッピングモール「メルカ」で開かれました。
フォーラムは、地域住民や福祉関係者などを対象に「玉野市障害者総合支援協議会」が開いたものです。
はじめに玉野市社会福祉部の尾崎敬一部長が「障がい者やその家族が安心して暮らせる社会の実現には何が必要かを考えるきっかけになるフォーラムになることを期待します」と挨拶しました。
このあと、玉野市で障がい者雇用をサポートする事業所や施設の職員など5人がシンポジウムを行いました。
玉野市の障がい者雇用率は、健常者を含む全従業者数のおよそ2.2パーセントで、全国平均より0.5ポイント高い割合です。
雇用サポートの形が多様化し、障がい者の社会進出の機会が増えている一方で、障がい者への理解はまだ十分とは言えません。
シンポジウムでは障がい者を取り巻く環境を説明した上で障がい者の日常生活や働き方に一層の理解を深めることが必要と話していました。
また会場では、障がい者が手作りした実用品や食べ物を販売するチャレンジフェアが開かれたほか、障害者支援施設のぞみ園の利用者が和太鼓演奏を披露しました。




