国土交通省岡山国道事務所などは倉敷美観地区周辺の道路案内標識を外国人旅行者によりわかりやすい英語表記にしようと外国人有識者を招いて現地点検と意見交換をしました。
道路案内標識の点検は観光立国の実現にむけて、国土交通省と岡山県、倉敷市が協力して行いました。「倉敷美観地区」を外国人旅行者の受入環境整備事業の県内のモデルに指定し改善を進めていきます。点検には倉敷市内の中学校に勤務する外国人英語講師が、実際に道路に設置してある道路案内標識を見て回りました。今回15ヵ所を点検しアドバイスされた内容は大きく3つ。英語表記がされていないものについては英語で表記すること。英語表記されていても意味の通じない言葉があり正しい英語にすること。標識を見ている自分の位置がわかるようにすること。国・県・市の担当者は標識ごとに細かく意見を聞いていきました。今回の意見をもとに国土交通省岡山国道事務所では、今年度中に標識の改善を行う予定です。岡山県と倉敷市の管轄部分については改善の計画は未定で、それぞれ予算化できればできるだけ早い時期に改善したいとしています。




