倉敷まちづくり株式会社主催の第3回倉敷まちづくり講演会が開かれ、富山市の神田昌幸副市長が中心市街地の活性化などについて話しました。
講師に招かれた神田昌幸富山市副市長は、平成17年から2年間倉敷市の助役としてまちづくりに尽力した人物です。
講演会は、中心市街地を活性化させている都市として注目される富山市のまちづくりの事例を交えながら、「地域特性を最大限に活用するまちづくり」をテーマに進められました。
富山市はおよそ42万人が暮らす都市ですが、人口減少や超高齢化、中心市街地の魅力喪失などの課題を抱えています。
そこで、近年はコンパクトシティ戦略を掲げ、商業や産業機能のほか、市民の居住地を中心市街地に集めることで活性化を図っています。
また、過度な自動車への依存を抑えるために道路幅が広いことを利用して路面電車を再整備しました。
その結果、高齢者をはじめとした買い物客の市街地での滞在時間が長くなり活性化に繋がっています。
まちづくり講演会は、3年前から倉敷まちづくり株式会社と倉敷市が、地域活性化に取り組む専門家を講師に招き、倉敷のまちづくりの参考にしようと始めました。




