来年の瀬戸内海国立公園指定80周年に向けて、児島地区で記念事業の準備を進めている実行委員会は、年間を通じて行う具体的な記念事業の内容を申し合わせました。
記念事業は、県内外の観光客の誘致策に加えて、地元の人たちに郷土の景勝地の魅力などを再発見してもらうのが、特徴です。3月16日に鷲羽山で開かれる80周年の記念式典を皮切りに、春期の瀬戸内の島々を巡るツアーや夏期の夕陽と夜景を楽しむクルージング、そして、目玉の一つが、鷲羽山や王子が岳、竜王山など国立公園の特別地域に指定されている5つの景勝地で行う秋期のウォーキングイベントです。全部で12の事業で、地元の人たちの参加を広く呼びかけています。実行委員会は、地元の商工関係者やまちづくり団体をはじめ、国や県、倉敷市や玉野市、それにJR西日本岡山支社など官・民で組織されています。




