心臓病について学ぶ公開講座が、10日(日)、倉敷市民会館で開かれました。
この公開講座は、死因の上位となる心臓病について知ってもらおうと岡山県が初めて開きました。岡山大学大学院循環器内科の伊藤浩(いとうひろし)教授など医師や栄養士、理学療法士など6人がそれぞれの専門分野で講演しました。倉敷中央病院循環器内科の門田一繁(かどたかずしげ)主任部長は、心臓病の最新治療について紹介しました。心臓病は、カテーテル治療が主流で「発症から受診までの時間を短縮することが死亡率を下げるために重要だ」と話しました。また、高血圧や糖尿病、高脂血症などの要因で、心臓病のリスクが高くなることなどが紹介されました。岡山県では、急性期病院とかかりつけ医療機関などが、治療内容などを共有する「安心ハート手帳」を今年4月から運用しています。これは、全国に先駆けての取り組みで会場では、その意義なども紹介されました。




