水島海上保安部で市内の中学生が職場体験をしました。
職場体験に訪れたのは倉敷市立南中と福田中の2年生7人です。きょうと22日の2日間、水島海上保安部の仕事について学びます。海の上の警察官、海上保安部の仕事は救助や捜査など多岐に渡り、この日は船内で発生した盗難事件などの現場検証に活用される鑑識業務を体験しました。生徒たちは混合粉末とハケを使い、ビンに付着した指紋の採取に挑戦しました。粉末がビンの脂分に付着し、徐々に指紋が浮かび上がってきます。鑑識では、指紋の向きや位置などから現場の状況や犯人の身長などが推測できるそうです。このほか、一つの指紋から線の繋がっている部分や途切れている部分を見つけ、12ヵ所の特徴が一致すれば、本人と特定できることなどを学びました。22日には巡視艇に乗り込んで体験学習を行うことにしています。




