原爆被爆者から体験談を聞く「語り部の会」が倉敷南小学校で開かれ、児童たちは戦争の悲惨さを学んでいました。
「原爆被爆体験者の語り部の会」には、倉敷南小学校の6年生86人が参加しました。
語り部として招かれたのは、倉敷被爆者会のメンバーで市内に住む近藤實さんと南恭子さんです。
2人は7歳の時に、それぞれ広島で被爆しました。
家族と離れ離れになりながらもわずかな食料で生き延びた話や、戦争が終わってからも多くの被爆者が差別や偏見に苦しんだ話を児童に伝えました。
児童は、真剣な表情でメモを取りながら話を聞いていました。
「原爆被爆体験者の語り部の会」は、倉敷市と市教育委員会が平和教育の一環で5年前から行っています。




