倉敷市が、古くから営業している老舗企業を讃えようと感謝状を贈りました。
感謝状の贈呈は、去年から市が取り組む「老舗企業顕彰事業」の一環で行われたものです。
これまでの地域経済への貢献を感謝するもので、去年表彰された平安時代から江戸時代までに創業した企業に続いて、今年度は明治15年以前に創業した23社に贈られました。
書店経営や陶器製造など、様々な業種の企業ですが、その多くは時代の流れの中で、創業当時とは業種や形態を変えて今日に至っています。
感謝状をそれぞれの企業に手渡した伊東香織倉敷市長は、「市民として誇りに思うし自慢をしたいです」と挨拶しました。
これに対して、愛文社書店の岡晃さんが代表して、これからも地域に貢献していきたい意気込みを話しました。
来年度は明治時代中期ごろに創業した老舗企業に感謝状を贈る予定です。
また、平安時代から明治時代前期までに創業した企業を紹介する写真パネルが、14日まで市役所1階市民ホール前に展示されています。




