倉敷を中心に演劇活動を続けている劇団滑稽座の70回目の記念公演が、3日、倉敷市芸文館アイシアターで行われました。
1992年に結成された劇団滑稽座の第70回記念公演では、吉馴悠作一人芝居「はちすの露」が上演されました。「蓮の露」とは、良寛が愛し、良寛を慕った貞心尼が良寛と交わした151編の歌を書き綴った歌集です。貞心尼が良寛に初めて会うのは、30歳の時、良寛70歳の時です。二人は、歌を通して清らかな心の交流を続け、歌の中に人の生き方や仏の教え人を恋する心情を吐露しました。一人芝居では、良寛を恋慕う貞心尼が二人の出会いや良寛の生き様など二人のありのままの姿を物語りました。




