水島コンビナートにある県内最大級の産業廃棄物処分場で、埋め立て作業が終了したのを記念し、植樹祭が行われました。
最初に、埋立処分場のある岡山県環境保全事業団の事務所で、関係者90人が出席して式典が行われました。水島第一処分場は、JFE西日本倉敷工場の南岸に137億円を投じて建設され、昭和54年に供用を開始。面積は96万平方mと、倉敷マスカットスタジアム64個分の大きさを誇ります。県内最大級の処分場として、県内外から34年間で1800万tの産業廃棄物を受け入れ、今年5月で容量がいっぱいになりました。埋め立てた場所の一部は、ゴルフ場にしていますが、今回は、1万平方mに景観保全などを目的として、樹木を植えることにしました。植樹祭には、倉敷市立第五福田小学校の3・4年生105人も参加して、クスノキ、ツバキなど20種類の樹木200本を植えました。岡山県環境保全事業団では、3年間かけて、20種類8000本の苗木を植樹する予定で、同じ敷地に産業廃棄物中間処理場の建設計画も上がっています。なお、隣には23万平方mの第二処分場を整備していて、平成21年から供用中です。




