倉敷市東塚の田んぼに、無農薬・無肥料の「木村式自然栽培」で植えた米が実りの時期を迎え、関係者が収穫祭を執り行いました。
NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会の理事長を務める髙橋啓一さんの水田2・5aには、黄金色の稲穂が広がりました。収穫祭には、実行委員会の会員や生産者などおよそ30人が集まり、祝詞をあげて大地の恵みに感謝しました。そして、植えられた朝日米と雄町米の2種類を、代表者が鎌で刈り取りました。青森県のリンゴ農家木村秋則さんが提唱する「木村式自然栽培」は、無農薬・無肥料という栽培方法のため、鳥や害虫などによる影響も受けましたが、苦みのないすっきりとした味の米に仕上がったそうです。木村式自然栽培による稲作は、岡山県内でも徐々に広がっていて、今シーズンは去年のおよそ倍となる34haで収穫される見込みです。




