明日からの倉敷屏風祭を前に倉敷美観地区にある大原邸で展示される屏風が公開されました。
大原邸では毎年、倉敷屏風祭の開催前日から所蔵してある屏風を公開します。今年は、尾形月耕の六曲一双屏風「羽衣」です。明治43年に尾形月耕が倉敷を訪れ、倉敷紡績の初代社長大原孝四郎の旧邸である新渓園で制作したものです。屏風は左右の一対あり、展示されているのは右側の右隻です。金色の空に天女が羽衣をたなびかせて舞う姿が描かれています。倉敷屏風祭は明日10時から2日間にわたって倉敷市本町・東町界隈で行われますが、きょうは、倉敷美観地区を訪れた観光客たちが一足早くお披露目となった屏風の華やかな様子を楽しんでいました。倉敷屏風祭では本町・東町界隈の25軒で屏風などがお披露目され、秋祭りに訪れる観光客をおもてなしします。
KCTでは倉敷屏風祭の模様を19日(土)午後1時から生中継でお伝えします。
倉敷屏風祭実行委員会からお知らせです。
倉敷屏風祭会場は車両が通行できません。
会場近くに駐車場はありませんのでご注意ください。




