今から、およそ830年前、倉敷市藤戸町で繰り広げられた「源平藤戸合戦」の歴史を伝えようと地元有志のグループが創作劇を初披露しました。
創作劇は、平安時代末期、佐々木盛綱率いる源氏が、浅瀬から馬で渡るルートを使って離島に陣取っていた平家に奇襲攻撃を仕掛けて、打ち破った話を中心に構成されています。また、浅瀬のルートを教えた漁師は口封じのため殺されてしまい、漁師の母親が殺された息子を強く思う親子愛も描いています。この劇は、地元の歴史を広く知ってもらおうと、住民有志が去年9月「源平藤戸合戦保存振興会」を設立。台本や大道具作り、練習を進めてこの日、天城小学校の児童およそ300人と地元住民に劇を初披露しました。劇中には、歌や踊りも交えて、子どもたちにもわかりやすく仕上げています。
【インタビュー】
児童は
源平藤戸保存振興会 藤原肇会長
保存振興会では、12月10日に多津美中学校でも上演する予定です。




