玉野市の宇野八幡宮で12日、秋の大祭が行われ、地域住民が五穀豊穣や家内安全を祈りました。
秋季大祭には氏子総代や地区の子どもたちが参加し、厳かに式典が行われました。1年で最も大切な行事である秋季大祭では地元の子どもたちが活躍します。宇野八幡宮の秋祭りでは玉野市内でも珍しい舞姫の奉納があり、毎年宇野小学校の児童が務めます。今年も小学5年、6年の女の子たち12人が舞姫の衣装に身を包み、扇、鈴、乙女の舞を奉納しました。子どもたちは8月の末から準備をはじめ、練習に励んできました。式典が終わり、陽が沈むころ、境内では奉納演芸大会が始まりました。宇野小学校の児童18人が揃いの法被に身を包んでしゃぎりを披露するなど、秋祭りを一層盛り上げました。宇野八幡宮で続く伝統は子どもたちへ脈々と受け継がれています。今年も多くの住民が参加して秋祭りは幕を閉じました。




