瀬戸内の島々を舞台にした現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2013」の秋会期が、きょう(5日)から始まりました。宇野港会場でも新たな作品が登場したほか、イベントも開催されました。
宇野港会場に新たに登場したのが、この「わらアート」。宇高連絡船が活躍していた頃、宇野駅まで走っていた機関車をイメージしたものです。全長17m、高さ4mで、わらは玉野市胸上の田んぼから集めてきました。石炭車の中にも入れるようになっています。機関車の運転台には、天気が良ければ宇高連絡船に関する写真などが展示されるということです。宇野港シーサイドパークでは、秋会期のオープニングイベントがあり、テープカットや、キャラバン隊の出発式が行われました。Sea級グルメでおなじみの「玉野温玉めし」が販売されたほか、音楽ステージもあり、来場者は思い思いに楽しんでいました。宇野港会場の作品は、ほとんどが春・夏会期と同じものですが、宇野港突堤にあるオブジェ「舟底の記憶」は、素材になっている廃材を増強するなど、リニューアルしています。瀬戸内国際芸術祭の秋会期は、11月4日までです。




