ケニアの農工大学の研究員が来日し、岡山大学資源植物科学研究所で稲などの食糧の増産を目指した共同研究を始めました。
来日したのは、ケニアのジョモケニアッタ農工大学の研究員ジョセフ・ジュグナさんとフィオナ・ワシェラさんです。2人は10月1日に来日し11月末までの2ヵ月間、日本人研究者のもとで稲や麦の食糧の増産につなげる科学的な研究を行います。ジョセフさんは、病害虫の殺虫剤に対する抵抗性について、フィオナさんは、収穫を上げる遺伝的な改良方法をケニアの稲に導入するための研究で、成果をレポートにまとめる予定です。共同研究の取り組みは、岡山大学とケニアのジョモケニアッタ農工大学の交流協定に基づいて、毎年行われていて今年で5年目。今年度に来日する5人を合わせて、これまでに15人あまりがケニアから参加しています。岡山大学とケニアの農工大学の共同研究の取り組みは、研究の成果とともに12月に放送する「ぢもわだ倉敷」で取り上げます。




