倉敷ケーブルテレビとFMくらしき、玉島テレビ放送でつくる 「KCM・倉敷コミュニティメディア」は、大規模災害時の相互支援に関する協定を結びました。各社の施設に影響が出た場合でも放送を継続できるよう互いの放送機器を利用したり情報を共有し合うことで、市民の安全安心に寄与するものです。
協定締結式には、KCMコミュニティメディアに加盟する倉敷ケーブルテレビ、FMくらしき、玉島テレビ放送の代表者が出席。倉敷市の三宅英邦副市長の立ち会いのもとで、協定書にサインしました。協定に基づき、大規模災害が発生した場合、各社が独自に入手した情報や倉敷市が発信した情報を、3社の間で共有します。また、放送施設の被災で放送継続に支障が出た時には、カメラなどの放送機材を融通したり、スタッフを派遣するなどの物的・人的支援も行います。KCM3社は2007年以降 それぞれで防災マニュアルを作成し体制を整備してきましたが、東日本大震災発生を契機に、災害時の最悪の状況で市民の生命財産をどう守るかどんな放送ができるか検討を重ね、今回の協定を結ぶことにしました。コミュニティFM局とケーブルテレビ局が災害時の放送に関する協定を結ぶのは、県内で初めてです。




