倉敷警察署は岡山県タクシー協会倉敷支部と、飲酒運転情報の通報や根絶に向けた啓発を柱とした協力態勢の強化へ協定を結びました。
協定書に調印したのは、岡山県タクシー協会倉敷支部の岩井清支部長と、倉敷警察署の吉村清孝署長です。
この協定は3月に岡山県が定めた「飲酒運転を許さない社会環境づくり条例」に基づき管内で飲酒運転が増加傾向にある倉敷署とタクシー協会が独自に結びました。
岡山県内で初の試みです。
タクシー協会倉敷支部には80事業所の777台が登録しており客待ちの時に見かけた飲酒運転の通報をはじめ、乗客への飲酒運転根絶の意識向上を呼びかけます。
【インタビュー】岡山県タクシー協会倉敷支部 岩井 清支部長
倉敷警察署 吉村 清孝署長
倉敷署管内では、今年に入りきのう(29日)までに、飲酒運転による事故が22件発生しています。
これは前の年と比べ10件増えています。
倉敷署では今後、飲食店や車両販売店へも飲酒運転撲滅を呼びかける輪を広げていく考えです。




