岡山県の重要無形民俗文化財鴻八幡宮の祭りばやし「しゃぎり」の発表会が、29日(日)、倉敷市児島の琴浦東小学校で開かれ、和井田だんじりが4年ぶりに優勝しました。
32回目を迎えた発表会には、琴浦地区の氏子町内ごとに小学生を中心に去年より1団体少ない13団体が出場しました。出場団体は、「上がりは」や「信楽囃子」などだんじりの動きに合わせて演奏する7種類の曲目を基本に、200年以上の伝統があるとされるしゃぎりの音色を響かせました。発表会は、琴浦地区の総氏神鴻八幡宮のしゃぎりの音色を伝承しようと、鴻八幡宮祭りばやし保存会が毎年、10月の例大祭を前に開いています。審査の結果、和井田だんじりが4年ぶり2回目の優勝を飾りました。鴻八幡宮祭りばやし発表会の模様は、演奏をすべて収録していて、10月5日(土)、6日(日)の午後2時から前半を、午後4時から後半をそれぞれKCT11chで放送します。




