保育園を相次いで開設する倉敷市は、保育士の資格を持つ人の現場復帰を支援する研修会を開きました。
研修会に参加したのは保育士の資格を持っている9人です。それぞれ結婚や出産を機に保育の現場から離れていましたが職場復帰を検討しているそうです。参加者は早速エプロン姿になり、園児たちのクラスで子どもたちと一緒に遊んだり運動会の練習の手伝いなどを行いました。この研修会は、保育園での体験を職場復帰のきっかけにしてもらおうと倉敷市が今年から行っている取り組みです。7月に続き2回目の開催で、前回は参加した11人のうち3人がすでに職場復帰するなど成果を生んでいます。倉敷市では年内に2ヵ所、来年はさらに3ヵ所に保育園が開園する予定で、新たに100人近くの保育士が必要となるそうです。倉敷市では今後も定期的に研修会を開き、職場復帰に繋げてもらいたい考えです。




