高梁川流域の企業などが一堂に集まって地域の文化を発信する企画「龍の仕事展」が倉敷アイビースクエアで開かれています。今年も北は新見から南は倉敷までの企業や商品を紹介するブースが並んでいます。
龍の仕事展の「龍」とは高梁川の事をさし、この企画展では地域との結びつきが強い企業などがそれぞれの魅力を発信しようと自慢の品を並べています。会場には観光客などが大勢集まり、展示された品を眺めています。今回の案内役は大学生のボランティアたち。事前に出店する企業で研修しブースの前で説明をしたり商品をPRしています。企画展ではまず、新見市観光協会が用意した商品が目に入ってきます。新見市哲多産のトマトを使ったトマトジュース。生産者がこだわって加工しトマトの甘みを生かした商品です。そのほか老舗のかつまる醤油や手打ちの刃物なども並んでいます。多くのメーカーが自慢の品が並べています。こうして、すべてのコーナーで大学生がボランティアで商品をPRしています。会場には高梁川流域ですでに商品として販売されているもののほか制作途中のものもありました。枕の原料の性能をどう生かすのか。学生が企画提案して企業が製品にする取り組みとして現在は、モデルができあがり龍の仕事展で来場者の声を聞きこの冬を目標に商品化をすすめていきます。学生たちは龍の仕事展を通して高梁川流域の企業の魅力を感じとっていきます。龍の仕事展実行委員会では学生とともに企画を進めていくことで高梁川流域で生まれた文化が引き継がれていくことに手ごたえを感じているようです。高梁川流域の文化が息づく龍の仕事展は今月23日まで倉敷アイビースクエアアイビー学館で開かれています。




