倉敷市児島の鴻八幡宮の秋祭りが近付いてきました。今年、この祭りに児島唐琴地区のだんじり「引網だんじり」がおよそ100年ぶりの復帰を果たします。祭り参加のため、改修を行ってきただんじりがこのほど完成し、そのお披露目会が先日行われました。
お披露目会には、唐琴地区の住民やだんじり保存会のメンバーなど、およそ250人が参加しました。初めに、だんじりの入魂式が行われ、厳粛な雰囲気の中、鴻八幡宮の河本貞紀宮司が神事を執り行いました。続いて開かれたお披露目会では、唐琴だんじり保存会の宮﨑一男会長が新しくなっただんじりの紹介を行うと会場から大きな拍手が贈られ、完成を参加者全員で祝いました。引網だんじりは、およそ100年ぶりに鴻八幡宮の秋祭りに復帰します。毎年、地区のお祭りで使われていただんじりには破損や傷が目立ち、鴻八幡宮の宮入に耐えられないことから、地元の企業や住民の寄付金で今回改修されました。




