レゴブロックを使って子どもたちがものづくりを学ぶ倉敷の教室『クレア・クラ』が創立10周年を迎え、記念講演を開きました。
講師を務めたのは埼玉大学の准教授でものづくりを通した教育方法を研究している野村 泰朗さんです。野村さんは事前に応募のあった親子連れ30組を前にレゴブロックを使った教育について説明していきました。野村さんによると、『子どもたちは受け身で勉強していると学習意欲が次第に下がっていく。しかし自分で何かを作り上げるとき、より良いものにしようと様々な工夫をする、その姿勢が学習意欲の向上につながる』と話しました。また講演中にはレゴブロックが配られ、参加した親子連れは実際に組み立てながらものづくりの面白さを体験していました。講演会を開いた『クレア・クラ』はレゴブロックを教材に、子どもたちの『問題解決能力』を育てる教室として平成15年に倉敷市で始まりました。その後、岡山市にもでき今では2つの教室に県内外からおよそ250人の子どもが通っています。




