パーカッション・グループ「カールス・ルーエ」のコンサートが岡山で開催されます。
メンバーの一人で総社市出身、ドイツ在住の出井紗希子さんに打楽器の魅力について聞きました。
ここにある楽譜は、もちろん演奏で使うためのものですが、「空き缶」や「ブザー」などのパート名が書かれています。
普段は音楽とは縁遠いものばかりです。
(演奏中の出井さん)出井さんは、現在ドイツを拠点に活動している、総社市出身の打楽器奏者です。
22歳の時に、打楽器に魅了されて以来、今日まで、打楽器奏者としての道を歩んでいます。
【インタビュー】出井紗希子さん
練習部屋には、空き缶やおもちゃ、そして石や木材など、普段身近にあるものが多く揃えられています。
実は、全て楽器です。
出井さんたちは、曲のイメージに合う音を身の回りで探し集めて楽器として演奏に取り入れます。
今回のコンサートで空き缶のパートを担当する出井さんは、たくさんの空き缶の音を聞き比べて、演奏に使うものを選びました。
出井さんが所属するパーカッション・グループ「カールス・ルーエ」は、世界的な打楽器奏者の中村功さんを中心に、日本とドイツから6人が集まって構成されています。
普段、それぞれソロで活動しているメンバーですが、一年に一度、岡山でセッションを行っています。
【インタビュー】出井さん
「カールス・ルーエ」は、15日に総社市の清音ゆめテラスでミニコンサートとワークショップを行います。
また、23日に、岡山国際音楽祭に出場して身の回りにある音の出るものを使ってコンサートを行います。




