岡山県が推進する次世代フルーツ「シャインマスカット」の栽培技術定着を目的にした研修会が、総社市福谷の展示ほで行われました。
「シャインマスカット」は、マスカット・オブ・アレキサンドリアに匹敵する高い糖度が特徴で、皮ごと食べられる新品種のブドウです。研修会に参加した農家など35人は、総社市福谷の仮谷昌典さんが栽培するハウスで、これまでの生育状況や管理のポイントについてアドバイスを受けました。続いて参加者は、仮谷さんのハウスで収穫したシャインマスカットを試食し、甘さや食味を確かめていました。岡山県内では、平成20年度からシャインマスカットの栽培が始まり、平成24年度の栽培面積は70haまで広がっています。さらなる拡大に向けて、栽培技術の定着と高品質な安定生産が必要なことから、農協や県などでつくる「くだもの王国倉敷・井笠地域推進隊」が主催して、平成24年度から3年計画で研修会を実施しています。




