倉敷青陵高校は、卒業生の在シカゴ総領事を招いて講演会を開き、生徒たちは外務省の仕事について学びました。
講演したのは在シカゴ日本総領事館の吉田 雅治総領事です。倉敷市出身の吉田さんは昭和48年に倉敷青陵高校を卒業、昭和53年に外務省に入省し、在フィリピン公使や在広州総領事を務めてきました。今回仕事で帰国し、後輩たちに外務省について知ってもらいたいと母校で講演会を開きました。吉田さんは『総領事館は海外に住む日本人のための市役所のようなもの』と紹介しながら、自身の仕事について話していきました。また『海外で仕事をすると歌舞伎や源氏物語など日本に関する様々な質問が飛んでくる。コミュニケーションを図る上でそれらの質問にも答えられるよう様々なことに興味を持つことが大切』と将来国際社会へ飛び立つ生徒たちへアドバイスを贈りました。全校生徒916人は将来の参考にと吉田さんの話に耳を傾け、講演が終わると次々に質問していました。倉敷青陵高校では総合的な学習を通じてグローバルな人材の育成に力を入れていて、今後もOBによる講演会などを開いていきたい考えです。




