台風17号は、4日朝早くに鹿児島県に上陸午前9時に温帯低気圧に変わりましたが、停滞する前線などの影響で雨が降り続き、西日本などの大きな被害が出ています。エリア内でも大雨による様々な被害が出ました。倉敷市内では、大雨による道路冠水が中島と帯江で1カ所ずつ、落石被害が呼松でありました。また、児島の下の町1丁目の萱刈バス停近くから、下の町2丁目の常盤橋交差点までの間が、家屋倒壊の恐れがあるため通行止めになりましたが、現在は解除されています。
また、大雨により小田川と足守川の水位が氾濫危険水位レベル4に達し、4日午前11時55分に真備町全域に避難準備情報が発令されましたが、午後3時10分に解除されました。また高梁川の増水に伴い総社市では国道180号の日羽駅から高梁市の落合橋までが通行止めになりました。さらに日羽地域では一部山肌の土砂が崩れ、道路に流れ出た箇所もありました。玉野市では今のところ目立った影響は出ていません。ここまでエリア内の大雨による影響をお伝えしました。
このあとも西日本では局地的に強い雨が予想されています。また、これまでに降り続いた雨で地盤が緩んでいるところがあります。土砂災害や河川の氾濫、増水に十分警戒してください。また、田んぼや畑や用水路が冠水によって道路との境目が分からなくなっている可能性があります。危険ですので、水際には絶対に近づかないでください。様子を見に行ったりすることも控えるようにしてください。このあとも気象台からの天気の情報に十分注意するようにしてください。




