今年１０周年となる写真公募展「倉敷フォトミュラル」の作品審査が行われました。
倉敷の商店街に大型布プリント作品を展示する「倉敷フォトミュラル」。２００４年から始まり、今年が１０回目です。今回は、これまでの公募作品から再セレクトされた選りすぐり作品の集大成展示ということで、今年の追加応募作品９００点を加えた中から優秀作品を選出しました。審査には、写真評論家の飯沢耕太郎さんが当たり、「華」「景」「風」の３つのテーマごとに選出していきました。１４２３点と最も応募のあったテーマ「華」では、人の笑顔や動物の姿などさまざまな視点による「はなのある」写真が選ばれていました。また、今回は、１０周年にあたり、今年２月東京で開催された「新進気鋭のアート写真家展」の出展者の中から選出された７人の作家による新作展を同時開催する予定です。来年度からは、倉敷フォトミュラルが若手写真家の登竜門となるような公募展も開催していく方針です。約２メートル四方の大型布プリント写真を展示する倉敷フォトミュラル集大成展示は１０月２５日から１１月２０日まで倉敷商店街一帯で開かれます。また、同時に新進気鋭のアート写真家展も１０月２５日から開催されます。【インタビュー】写真評論家・飯沢耕太郎さん
