倉敷市の田ノ上地区で子どもたちの夏休み期間、毎日、ラジオ体操が行われました。少子化や近所づきあいの希薄化などで夏休みのラジオ体操をする地区が減少していく中、田ノ上地区では今年も大勢の子どもが参加しました。
午前6時過ぎ、子ども達が眠い目をこすり集まってきます。倉敷市の田ノ上地区では夏休みのラジオ体操が20年以上続いています。公園に到着すると出席カードにハンコを押してもらいます。これもひとつの楽しみです。田ノ上地区のラジオ体操は町内の絆を深めることや健康増進などを目的に町内会の有志でつくるいきいきサークルが9年ほど前から中心になって行っています。メンバーは毎日、子どもの成長を見守りながらラジオ体操に取り組みます。今年も雨の日を除いて7月20日から毎日行い多い日にはおよそ150人の子ども達が参加しました。8月28日、最終日にも130人の子どもが集まりいきいきサークルから皆勤賞の表彰がありました。ラジオ体操を続けてほしいと願い毎年、表彰をしていて今年は、8人が皆勤賞を受賞しました。受賞者のひとり山条恭平くんは5年連続の皆勤賞受賞です。夏の旅行よりもラジオ体操をとるほど熱心に参加しています。田ノ上地区のラジオ体操はいきいきサークルが中心になって取り組み始め来年で10年。夏の朝、子ども達が集まって体操をする風景はこれからも続きます。




