東日本大震災で被災した親子が岡山でリラックスして夏休みを楽しむイベントが玉野市の渋川青年の家で開かれています。きょう(20・日)は市民のボランティアが歌や紙芝居で親子をもてなしました。
イベントに参加したのは福島県などで被災した親子連れおよそ60人です。19日から渋川青年の家に滞在し、25日までの6日間、海水浴やワークショップなどを楽しみます。この日は市民のボランティア有志が参加して親子をもてなしました。透き通った歌声を披露したのは玉野市出身で、現在は全国で発声や歌唱指導を行っている合田友紀さんです。合田さんはオリジナル曲やアニメソングなどを歌い、参加者は時折、歌詞を口ずさみながら楽しいひと時を過ごしていました。続いて登場したボランティアグループ『昔こっぷり』による大型絵巻では、次々に登場する動物の絵が子どもたちの人気を集めていました。このイベントは、東日本大震災で被災した親子などを支援する岡山市の『子ども未来・愛ネットワーク』が春と夏の年2回開いています。このほか、25日までサーカスの綱渡りショーを見学するほか、おもちゃ王国などにも行く予定です。




