「かけねこ」と呼ばれる倉敷芸術科学大学内に住み着いた野良猫の世話をする活動を紹介した展示会が天満屋倉敷店で開かれています。
倉敷芸術科学大では去年の夏ごろから大学周辺の野良猫のサポートに学生たちが主体的に取り組んでいます。野良猫は捨て猫が繁殖したとみられていて現在20匹ほどが大学内や周辺で暮らしています。動物生命科学学科の学生たちを中心に70人ほどでサポートグループを結成し餌やりや糞の掃除、里親探しなどの活動に取り組んでいます。天満屋倉敷店では、サポート活動の資金を得る目的もあり、芸術学部の学生が作ったTシャツやネコの缶バッジなどが販売されたほか、似顔絵のコーナーなども設けられました。学部の枠を超えてサポート活動ができるようにと、架け橋の意味から野良猫たちを「かけねこ」と名付けました。
しかし、野良猫の問題は根が深く、解決に向けた答えは一つではありません。
かけねこの展示会は18日(日)まで天満屋倉敷店で開かれています。




