水島港まつりが、次の土曜と日曜日、水島商店街を中心に開かれます。その祭りの華、七夕かざりの制作が進んでいます。きょうは、地元商店の七夕飾りの準備の様子を紹介します。
毎年七夕を出品している「タカハシカメラ」です。6月の終わり頃から七夕の製作をスタートさせました。店を切り盛りする高橋美代子さんと仁美さんです。アルバムには、美しい七夕飾りが写っています。
水島の七夕まつりは、中止となった花火大会の代わりになる祭りの華として、平塚の七夕まつりをモデルに始まりました。高橋カメラの初代社長の高橋良雄さんは、水島の七夕まつりの初代実行委員長です。その縁もあって、タカハシカメラでは、昭和46年の第1回から毎年店先を七夕で飾っています。第42回の今年も大作に挑戦しています。製作に汗を流すのは、二代目社長夫人の仁美さんです。
従業員の広畑恵子さんと役割を分担しながら、アクリル絵の具を使って、浮世絵の図柄に色を付けます。すべてが手作り、仕事の合間を縫って作業を進めます。色付作業は、小さい図柄だけでも24枚、大きなものを入れると30枚を超えます。
何度も最優秀作品に選ばれた高橋さんですが、毎年製作をつづける最大の理由は、商店街への想いです。
今年も商店街の道幅いっぱいとなる幅5メートル、高さ3メートルの巨大で涼しげな七夕が水島商店街を彩ります。




