夏休み恒例の「こども寺子屋」が倉敷市中島の高蔵寺で開かれ子どもたちが、寺修行に励みました。
倉敷市中島の真言宗のお寺・高蔵寺の「夏休みこども寺子屋」には、市内外から
22人の小学生が参加しました。白衣(はくえ)に黒い腰衣を身に着けた子どもたちは、高蔵寺 天野高雄住職の指導のもと合掌の仕方をはじめお経の唱え方など家や学校では、教わらないお寺での修行を体験しました。般若心経を唱えたあとは、障子やふすまの開け閉て(あけたて)の作法を学んだり、本堂の廊下や護摩堂の濡れ縁などを雑巾がけする作務、頭をさげたり、ひざまづいたりして合掌する礼拝(らいはい)、姿勢を正して精神統一する座禅、といった修行僧が行う寺修行の一端を学びました。高蔵寺では、毎月第2、第4土曜日の朝、「こども寺子屋」を開いていますが、夏休みは、早朝から正午までの半日をかけて集中的に寺修行体験を行っています。なお、夏休みこども寺子屋では、粘土をこねて「土仏(つちぼとけ)」を作ったり、写経や護摩行なども行われました。




