倉敷市内にある16の私立幼稚園が、幼稚園教諭を目指す大学生などを対象にした合同説明会を、20日土曜日に、岡山市内で開きました。
会場には、県内の14の大学や短大などからおよそ130人の学生が集まり、各幼稚園の特色や、現場で働く先生たちの体験談に耳を傾けました。倉敷市私立幼稚園協会によると、ここ数年、就職希望者は減少傾向にあり、採用人数が多く数も多い公立の幼稚園や保育所へ就職する学生が多いということです。このため、教育方針や保育環境に特色のある私立幼稚園の魅力をより深く理解してもらい、今後の幼児教育を担う人材を一人でも多く育てようと、去年から学生向けの説明会を合同で始めました。各ブースには、若手からベテランまで幅広い世代の教諭がひかえ、日常生活の様子ややりがいなどを写真や映像などを使って説明していました。普段、子どもたちと遊んだり学んだりしている教材を学生にも体験してもらうなど、幼稚園らしさを生かした工夫も見られました。秋からは学生たちの現場実習も始まることもあり、各幼稚園では、この日の説明会とあわせて、今後の就職活動に生かしてもらうことにしています。




