岡山県と岡山市などが開催を目指す『おかやまマラソン』の中止の要望を取り下げた総社市は、『そうじゃ吉備路マラソン』との共存共栄を目指すことになり、県と初めて会議を開き、県側から「おかやまマラソン」の基本構想の説明を聞きました。
会議に先立ち、先日、「おかやまマラソン」の中止の要望を撤回した総社市の片岡聡一市長が『お互いの共存共栄に向けて全面的に協力していく』と挨拶しました。会議には県のスポーツ振興課や総社市のマラソン推進室の職員など9人が出席し、県の担当者が「おかやまマラソン」の基本構想について説明しました。『おかやまマラソン』は平成27年・秋の開催を目指しています。フルマラソンを主に短い距離のレースも行い、県内外からおよそ1万5千人の参加を見込んでいます。またスタンプラリーなどで県内のほかのマラソン大会への参加も呼び掛けていきたい考えです。総社市は県に対し、『そうじゃ吉備路マラソンと3か月程度空けて開催する』、『県内のほかの大会との具体的な連携について話を進めていく』、『コースに吉備路を含まない』の3点の要望を出しました。今後も具体的な詰めへ向けて情報交換などを行っていくことにしています。




