玉野市の渋川海水浴場では、海岸清掃ロボットコンテストが開かれ、個性的なロボットたちが能力を競いました。
コンテストには県内の高校から4チームが参加しました。出場チームは自慢のロボットを駆使して砂浜にまかれた空き缶やペットボトル、フイルムケースをいかにスムーズに回収できるかを競いました。生徒たちは授業や部活動の一環でロボットを制作していて、去年出場したロボットに改良を加えたものや、今年の4月ごろから作り始めたマシンなど様々です。砂の抵抗に負けないように走るためバッテリーの容量を増やしたりゴミを回収する取り口を
シンプルに仕上げて操作性を高めるなど、アイデアの詰まったロボットたちが次々に登場しました。全国的にも珍しい砂浜でのロボットコンテストには生徒たちの臨機応変な対応能力が求められ、この大会でのノウハウが体育館などで行われる別の大会にも生かされているそうです。このコンテストは生徒たちのものづくりの気持ちやチームワークを育てる目的で、県内の海や川で環境調査を行っている「国際海岸環境教育会議」が毎年開催しています。




