倉敷青年会議所の倉敷経済文化講座が13日、倉敷市民会館で開かれました。
講師に招かれたのは、元Jリーガーの京谷和幸さんです。
「夢、出会い、感謝」と題した講演では、障がいを乗り越え挑戦しつづける京谷さんの人生哲学が語られました。
京谷さんは、交通事故で脊髄を損傷、下半身不随で車イス生活を余儀なくされました。
それは、「サッカーこそ全て」と生きてきた京谷さんにとって簡単に受け入れられるものではありませんでした。
京谷さんは、車イス生活を受け入れるまでの葛藤と支えてくれた家族への感謝の気持ちを語りました。
車イス生活を一つの「出会い」と考えられるようになってからは、リハビリの一環で始めた車いすバスケットボールに真剣に取り組み、日本代表チームの主将を務めるなど再びスポーツの世界で輝きます。
会場には、市民およそ450人が訪れ、京谷さんの力強い言葉を噛みしめていました。




