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児島市民病院建設構想検討報告書 説明会

老朽化が懸案となっていた倉敷市立児島市民病院について、倉敷市がこのほど、新しい病院の建設構想検討報告書を取りまとめました。これを受けて先週5日(金)に、市民対象の説明会が開かれました。平成29年の完成を目指す新しい病院の姿と、市民の反応を取材しました。

新しい病院は、利便性や費用の抑制などを考慮して、今の病院の南側に、6階建ての規模で建設する計画です。床面積は1500㎡広がり、1階から2階が外来。3階から6階が入院病棟となります。新病院には、新たな機能を盛り込みます。ベッド数は198のままですが、がん患者の身体・精神的負担を和らげる治療を行う緩和ケア病床、長期入院者を対象にした療養病床を新たに設け、高齢化への対応を強化します。このほか、これまで受け入れが困難だった重篤な病状の患者を治療するHCUを配置し、救急対応を整備します。診療科は、循環器内科、皮膚科、精神科など5つの科を新たに追加し、23科体制となります。建設費用は概算で51億5400万円。平成26年度までに設計を行い、27年度に着工。29年中に完成し、旧病棟は取り壊します。100人を超える参加者が、最も気にしていたのが、産婦人科の体制整備です。新病院ではベッド数6床を確保する計画ですが、平成20年からお産ができない状況が続いています。今年の春から新たな産婦人科医も着任し、お産のできる体制づくりに向けて今後力を入れていきます。倉敷市は、今回の説明会での意見を踏まえたうえで、できるだけ早い時期に正式な建設プランをまとめます。

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  • 放送日:2013/07/08(月)
  • 担当者:大森 博武
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