倉敷市が去年から行っている「若年者就労支援事業」が今年も始まり、市が委託している人材派遣会社で求職中の若者たちの入社式が行われました。
若年者就労支援事業は、厳しい就職環境の中で若者の就職を支援するため倉敷市が去年から行っている取り組みです。若者たちはこれから4か月間、給料の支給を受けながら研修を続け、医療施設や介護施設への就職を目指します。入社式には市内の21歳から34歳までの若者12人が臨みました。入社式ではパソナ岡山の炭田 信明社長から辞令が交付されました。県内で今年の春卒業した大学生の就職率は92.6%になるなど、依然、厳しい就職環境が続いています。研修では最初の2か月間はビジネスマナーや、資格取得のための学習を行います。3か月目からは市内の医療施設や介護施設で就業体験を行い、正規の就職を目指します。倉敷市では去年からパソナ岡山と協力して若者の就労支援事業を進めていて、24年度は介護コース10人、医療コースの10人が卒業後、現場で活躍しています。




