源平合戦ゆかりの倉敷市藤戸町にある藤戸寺ではナツツバキが見頃を迎え、「沙羅の花を観る会」が始まりました。
早朝白い花をつけその日の夕方には花を落すナツツバキは、沙羅双樹の花として「平家物語」にもうたわれていて世の無常を象徴する花とされています。
源平合戦ゆかりの古刹ではナツツバキの見頃に合わせて、客殿を開放して「沙羅の花を観る会」を開いています。
初日の28日、住職などは美しく咲くナツツバキを前に源平合戦に登場する武将佐々木盛綱など戦没者の供養を行いました。
【インタビュー】
◆ 藤戸寺 北村増榮 住職
また、観る会に合わせて、倉敷市出身の能面師大月光勲さんの作品も客殿に展示されました。
源平合戦を題材にした能「藤戸」で使われる能面などが並び繊細に作られた面を間近で楽しむことができます。
沙羅の花を見る会と大月光勲さんの能面展は今月30日(日)まで藤戸寺の客殿で開かれています。




