大原美術館は、今年度実施を予定している事業説明会を開催しました。
事業説明会には、報道関係者など20人が出席しました。大原美術館の大原謙一郎理事長は「大原美術館にとって新しいステップが始まる。5年後、10年後を見据えた動きに期待してほしい」と挨拶しました。大原美術館では、21世紀に入ってから収集した日本の現代アート作品を一挙に公開する「オオハラコンテンポラリー」が7月7日まで開催されています。児島虎次郎の旧アトリエ「無為村荘」を利用した滞在製作事業ARKOでは、熊本県出身の洋画家 坂本夏子さんの作品が10月1日から公開される予定です。倉敷をテーマにした写真や映像などの作品制作を行う事業AM倉敷では、染色作家 八幡はるみさんの作品が11月19日から公開されます。その他にも、子どもたちの創造力を育むアートの祭典「チルドレンズ・アート・ミュージアム」が、8月24日、25日の2日間開催されます。また、3年前から大原美術館所蔵のエジプトやオリエント作品の調査研究を行っており、9月か10月に開催を予定しているシンポジウムで発表される予定です。




