総社市の本庄国司神社で、歌手の相川七瀬さんと新本小学校の児童たちが赤米の田植えをしました。
神田には、総社赤米大使の相川七瀬さんと、新本小5年児童17人、それに地元の赤米保存会のメンバーなどが一列に並び、目印にそって苗を植えていきました。相川さんは、去年6月、神事として伝わる赤米を広くPRしてもらおうと総社市赤米大使に任命されました。赤米が神事として伝わっているのは、日本国内で総社を含め3ヶ所で、相川さんは、そのほかの種子島と対馬でも赤米大使を務めています。新本小学校では、毎年、総合的な学習の一環で赤米の田植えから収穫までを体験していて、相川さんと一緒に田植をするのは、去年に続き2回目です。今年は、雨が少ない影響で例年より苗の生育が悪いそうですが、参加者はおよそ2アールの神田に丁寧に苗を植えました。
【インタビュー】
児童は
総社赤米大使 相川七瀬さん
この日植えた赤米は、11月に収穫予定で12月の霜月祭りで神饌として供える予定です。また、この日は、小学校で赤米について学ぶ授業も開かれ、相川さんも参加しました。相川さんは、種子島や対馬での赤米の田植えの体験を伝え、「神事に小学生が授業で参加しているのは、総社だけと思います。この体験を大人になっても忘れず、伝えていってほしい」と児童たちに話しました。




