KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

自分たちの住む町が抱える問題の解決方法を探りながら人材育成につなげる初めての特別授業が県立倉敷南高校で始まりました。

特別授業を受けるのは倉敷南高校の１年生です。生徒たちはこれから３年間かけて倉敷の町が抱える問題点や課題を探り、解決への道筋を考えていきます。生徒たちはグループに分かれ、倉敷の経済、町並み、地理など様々な課題について話し合いました。これは、学校が事業を県に提案して独自の取り組みを進める『県立学校経営予算プレゼン枠事業』として今年度から始まりました。町の問題を探り、解決への道のりを考えていく中で、将来まちづくりに関われるような人材を育てていく狙いです。特別授業には『町衆』と呼ばれる生徒たちの助言役も参加します。今回は天満屋倉敷店の大西 弘昭店長とＮＰＯ法人倉敷町家トラストの中村 泰典代表です。生徒たちはまちづくりの先輩たちからアドバイスを受けながら、観光産業や昔の倉敷など、今後取り組んでいくテーマを決めていきました。特別授業では今回決まったテーマをもとに調査やディスカッションを行い、９月の文化祭で中間報告をまとめます。