玉野市内8つの生け花の流派が一堂に会する華道展が総合文化センターで始まりました。
会場には専敬流、小原流、御室流など市内8つの流派で学ぶ教室生の作品およそ60点が展示されています。今年のテーマは『和』です。和風の『和』、調和の『和』など、それぞれが考える『和』を表現しています。入り口横にある今年の大作は、嵯峨御流のメンバーが合同で製作しました。県北の山で採取してきた竹やシライトソウ、ヒカゲノカズラを組み合わせ、『和の精神』を形にしました。合同の華道展は毎年春と秋の年2回開かれています。特に春展は緑を中心とした色遣いでまとめたり、器の水を強調することで涼しさを表現している作品が多いのが特徴です。8流派合同の華道展は9日(日)まで開かれています。8日(土)からは後期の展示となり、作品が入れ替わります。また8日には市内の子どもたちが参加する生け花教室も開かれます。




