きょう(3日)開会した6月定例総社市議会の中で総務文教委員会は、「(仮称)総社市美術博物館」建設の考えを市に提言しました。
議会では、行政報告や今議会に提案される8議案についての提案理由の説明が行われました。その後、総務文教委員会の村木理英委員長から「(仮称)総社市美術博物館」建設の考えが伝えられました。総務文教委員会では、去年11月から調査を行い、県外の美術館の視察や有識者による勉強会などを開いてきました。そして、今年2月、委員会において博物館、美術館の構想をまとめることを決定。4月には、臨時市議会でこの構想についての調査を吉備国際大学文化財学部の守安収教授に委託することを議決しました。その調査をもとに委員長報告された「美術館博物館建設の早期実現を求める決議」については、質疑や討論はなく可決されました。議会後、村木委員長は会見を開き、総社商工会議所や市などが長年進めている「県立博物館誘致」事業との兼ね合いについて話しました。
【インタビュー】
総務文教委員会 村木理英委員長
一方、提言を受けた市側は・・・
【インタビュー】総社市 片岡聡一市長
委員会側は、新しい美術館博物館の建設には、10年はかかるとしていて、今後、建物の計画や学芸員の教育などを進めたい考えです。




