今年創業100周年を迎えた倉敷市の葬祭業「いのうえ」が1日(土曜日)に記念祝賀会を開き、次の1世紀に向けて気持ちを新たにしました。
会場の倉敷アイビースクエアには、地元の政財界や業界関係者、関西高校のOBなど、400人以上が詰めかけました。あいさつに立った井上峰一社長は、次のように語りました。
続いて、伊東香織倉敷市長、岡荘一郎倉敷商工会議所会頭、全日本葬祭業協同組合連合会の 松井昭憲会長などが祝辞を述べ、100年の実績を讃えました。いのうえは大正2年、倉敷市中心部で創業。中国地方で初めて葬儀ホールを展開するなど、業界をリードしてきました。一方で、相続などの困りごとに対応する「市民生活支援センター」をオープンしたほか、ボランティア活動にも積極的で、地域とともに歴史を重ねてきました。またこの日は、井上峰一社長が大学時代から指導を受けている、臨済宗妙心寺派大本山妙心寺の管長河野太通老大使を招き、特別基調講演が行われました。「うつろい行くもの」と題して、阪神大震災や東日本大震災のエピソードを交えながら、 日本人に養われている「無常観」の大切さについて語りました。なお、この講演は完全収録していて、 KCT11チャンネルで8月に放送する予定です。




