『児島署管内少年をまもる母の会』は子どもたちの非行防止につなげるため、今年度から児島地区の全ての小学校で紙芝居の読み聞かせを行います。より伝わる読み聞かせの方法を学ぼうと、29日研修会を開きました。
研修会には児島の12の小学校の母親たちでつくる『児島署管内少年をまもる母の会』の会員およそ60人が参加しました。参加した人たちは児島警察署が製作した万引き防止を訴えるストーリーの紙芝居を読んで、『はっきりと発音してゆっくり読んだ方が伝わりやすい』などお互いに批評し合い、よりよく伝えられる方法について学んでいました。児島署管内の去年1年間の
少年による刑法犯数は69件で、中でも万引きは16件と最も多くなっています。万引きはより重大な犯罪の入り口になりやすい傾向があり、この現状を重く見た少年をまもる母の会は紙芝居を通して非行防止を訴えていくことにしています。少年をまもる母の会では万引きが増えるとされる夏休みの前に児島地区のすべての小学校で紙芝居の読み聞かせを行うことにしています。




